ファイルの権限を調べる

ファイルの権限を調べるには、ls コマンド のオプション -l を使用します。

 

◆書式

ls [オプション] [ファイル名]

主なオプション
--a
	ピリオド(.)から始まる特殊なファイルも表示します。
-A
	ピリオド(.)から始まる特殊なファイルも表示します。
-b
	表示できない文字を /add(8進数) で出力します。
-c
	i ノードの最終変更時刻をソートや出力に使用します。
-C
	横1行でファイルを表示します。 (デフォルト)
-d
	引数がディレクトリのときに、名前だけを出力する。-1 と一緒に使用すれば、ディレクトリの状態を知ることができます。。
-f
	引数をディレクトリと見なし、各スロットにあるディレクトリ名を出力します。。
-F
	ディレクトリ名のあとに / 、実行可能なファイルに * を付けて表示します。
-g
	-l の表示から所有者名を除いて表示します。
-i
	ファイルの inode 番号を表示します。
-l
	ファイルの詳細情報を表示します。
-L
	引数の名前がシンボリックされている場合には、リンク先の名前を表示します。
-m
	ファイル名をコンマ区切りで表示します。
-n
	ユーザー名を UID で、グループ名を GID で表示します。
-o
	ファイルフラグを表示します。
-p
	ディレクトリ表示の際に、末尾に "/" を付けます。
-q
	非表示文字を "?" に置き換えて表示します。(デフォルト)
-r
	逆順にソートして表示します。
-R
	サブディレクトリ以下のディレクトリ・ファイルも表示します。
-s
	ファイルシステムのブロック数を表示します。
-t
	最終修正時刻順にソートします。
-u
	最終アクセス時刻を表示します。
-x
	横1行でファイルを表示します。
-1
	1ファイル1行で表示します。

 

◆実行例

# ls -l /etc/my.cnf
-rw-r--r-- 1 root root 888 10月  1 19:44 /etc/my.cnf

 

[対象]
CentOS 5.x
CentOS 6.x