運用のためにログインできないユーザを作成する場合ありますよね。
メールユーザとか、アプリケーション実行ユーザとか、
ログインできないユーザを作成する場合は、useradd コマンドでオプション -s でログインシェルを/sbin/nologin に変更し、ユーザを作成します。
# useradd -s /sbin/nologin <ユーザ名>
また、既に存在しているユーザをログイン不可にする場合は、usermod コマンドでログインシェルシェルを/sbin/nologin に変更します。
# usermod -s /sbin/nologin <ユーザ名>
念のため、ログインシェルが無事変更されているかを確認してみましょう。
現在のログインシェルは、/etc/passwd に記載されています。
# cat /etc/passwd | grep hoge ユーザ名:x:88:88::/home/ユーザ名:/sbin/nologin
/sbin/nologin が記載されていればログインできないユーザです。
なお、ログイン不可のユーザを、ログイン可能にするにはログインシェルを/bin/bash に戻すことでログイン可能となります。
# usermod -s /bin/bash <ユーザ名>
[対象]
CentOS 5.x
CentOS 6.x