コメントは、記述したソース自体の意味を打ち消すために記載します。

このことをコメントアウトすると言います。

HTMLのコメントは、コメントの開始は、 で記載します。

コメントで囲われている部分は、ブラウザで見た時に出力されませんので開発時のメモとして活用できます。

 <!-- この部分は、ブラウザで見た時に表示されません。 -->

コメントは、複数行にまたがっても有効です。

 <!-- 
おはよう!
こんにちは!
こんばんは!
 -->

もちろんですが、コメント内には、HTMLのタグを入れていても構いません。

 <!-- この部分は、出力されませんよ!  -->

コメントは、入れ子にすることができません。以下のような使用方法は、ダメな例です。

 <!-- <!-- この記述は誤っています。 -->-->

 

IE(インターネットエクスプローラ)独自のコメント

IEのみ有効のコメントの書き方があります。 IEのみにコメントを有効にしたい場合に使用します。

条件式 意味
[if IE] IE であれば
[if !IE] IE でなければ
[if IE 7] IE7 であれば
[if lt IE 9] IE9 未満であれば
[if lte IE 9] IE9 以下であれば
[if gt IE 9] IE9 より大きければ
[if gte IE 9] IE9 以上であれば
[if (gte IE 5) & (lte IE 8)] IE5 以上 IE8 未満であれば
[if (IE 6) | (IE 7)] IE6 または IE7 であれば
[if true] 常に真
[if false] 常に偽

その他の注意する点として、コメントの中に二つ以上連続するハイフンを入れないことです。 HTMLのバージョンによっては動作しなくなります。

 <!---------- これはよくない使用例です。 ---------->

[対象]
HTML 4.xx
HTML 5.xx