if文は、ある条件を満たす場合に、処理を実行したりする条件文です。まずは、例を見てみましょう

以下の例では、date関数にて現在の日時を変数 $hour に格納しています。
その後、変数 $hourが17以上の場合に挨拶をこんばんはに変更しています。

<?php
$hour = date('H');
if($hour > 17){
	echo 'こんはんは';
}else{
	echo 'こんにちは';
}
?>

次にif文に使用される比較演算子について見ていきましょう。

比較演算子

それでは、比較演算子一覧を見てみましょう。

意味
$a == $b $a が $b に等しい時にTRUE
$a === $b $a が $b に等しく同じ型でである場合にTRUE
$a != $b $a が $b に等しくない場合にTRUE
$a <> $b $aが$bに等しくない場合にTRUE
$a !== $b $a が $b と等しくないか、同じ型でない場合にTRUE
$a < $b $a が $b より少ない時にTRUE
$a > $b $a が $b より多い時にTRUE
$a <= $b $a が $b より少ないか等しい時にTRUE
$a >= $b $a が $b より多いか等しい時にTRUE

それでは、比較演算子を用いたif文の例を見てみましょう。

<?php
$suuji1 = 100;
$suuji2 = 200;
if($suuji1 == $suuji2){
	echo '$suuji1と$suuji2は、同じです。';
}elseif($suuji1 > $suuji2){
	echo '$suuji1の方が大きいです。';
}else{
	echo '$suuji2の方が大きいです。';
}
?>

上記例の場合は、$suuji2のほうが大きいと出力されます。
次にif文で使用する論理演算子について見ていきましょう。

論理演算子

論理演算子を用いたif文では、複数の条件式の両方がTRUE、またはFALSEを判定し処理しています。

意味
$a and $b $aと$bが両方ともTRUEの場合にTRUE
$a or $b $aか$bのどちらかがTRUEの場合にTRUE
$a xor $b $aか$bのどちらかがTRUEで、両方ともTRUEではない場合にTRUE
! $a $aがTRUEではない場合 TRUE
$a && $b $aと$bが両方ともTRUEの場合にTRUE
$a || $b $aまたは$bのどちらかがTRUEの場合にTRUE

それでは、例文を見てみましょう。

<php
$suji1 = 10;
$suji2 = 20;

if($suji1 == 10 && $suji2 == 10) {
	echo '$suji1と$suji2の両方が 10 です';
} elseif($a == 10 || $b == 10) {
	echo '$suji1か$suji2のどちらか一方が 10 です';
}
?>

[対象]
PHP 5.x