SELinuxは、一時的に無効にする設定とシステムが次回起動時から継続して無効化する方法があります。

一時的に無効化する場合は、setenforce コマンドの引数に0を指定します。

# setenforce 0 ← 一時的に無効

 

ちなみに指定する値は、 0 が無効 1 が有効ですので有効にする場合は、以下のコマンドを実行します。

# setenforce 1 ← 一時的に有効

 

一応設定が反映されているか確認しましょう。sestatus コマンドで現在の状態を確認できます。

# sestatus
SELinux status:                 disabled

 

上記設定後にシステムを再起動すると設定が戻ってしまいます。
継続して無効に設定したい場合は、設定ファイル /etc/sysconfig/selinux を変更します。
なお、このファイルはシステム起動時に一度だけ読み込まれますので、次回起動時から設定が反映されます。

# vi /etc/sysconfig/selinux
#SELINUX=enforcing ←この行をコメントアウトして以下の記述に変更します。
SELINUX=disabled

 

[対象]
CentOS 5.x
CentOS 6.x
iptables-1.4.X